PANDA's DIARY

指揮者 石坂 幸治 インタビュー

インタビューシリーズ  第2弾
指揮者 石坂 幸治 インタビュー

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石坂 幸治
神奈川県出身。東京藝術大学音楽学部指揮科4年次在学中。これまでにピアノを田口順子、砂原悟の各氏に、指揮を尾高忠明、高関健、ダグラス・ボストック、ヨルマ・パヌラの各氏に師事。第33回霧島国際音楽祭指揮クラスに参加、霧島国際音楽賞受賞。2012年8月フィンランド ナーンタリにて行われたヨルマ・パヌラ指揮マスタークラスに参加。


記者 こんにちは。

石坂 幸治 こんにちは。

早速ですが、ぱんだウインドオーケストラの良いところを教えてください。

はい。ぱんだウインドオーケストラは演奏者である器楽科のみならず指揮科、楽理科、作曲科、音楽環境創造科、美術学部デザイン科など、科をまたいで1つのムーブメントを作り出しています。芸大という環境で学べていることの良さが出た、素晴らしい団体です。

なるほど!第4回定期演奏会に向けての思いを教えてください。

4年間切磋琢磨してやってきたことを、1つの区切りとして、出し切れたらと思います。

ありがとうございます。今回演奏する曲について、教えていただけますか?

アルメニアンは、ずっとやりたいと思っていました。上手くなってからやろうって言い続けて、そのときが来たかなと。ミヨーは、僕自身大好きです。まず聴いてて楽しいし、構成が単純明快、そして楽章それぞれのキャラクターが面白い。歴史に名を残した有名な作曲家の吹奏楽作品は少ないので、これも演奏したいと思っていました。
オール・デウーヴルは、良い曲を探している段階でブレーンさんに相談したときに、教えていただきました。個人的に、よく見る吹奏楽のスコアと景色が違うな、と感じます。吹奏楽をやる上で大切なのは、発音原理やメカニズムの異なる楽器達の音をブレンドさせることだと考えています。それが難しいのですが…この曲は出てくる楽器がころころ変わるんです。例えば、サックスが2つ和音を吹くとき、ひとつめはトロンボーンが、2つめはトランペットが音色の補強で加わっている、というように。音色の違いを面白く表現できたらと思います。
0番のテーマは不死鳥。終わりを迎えても、また復活する。今のぱんだにぴったりの作品です。


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コンサートマスター:上野 耕平 と 指揮者:石坂 幸治

なるほど、ありがとうございました!次に、本公演の聴きどころを教えてください。

プログラムに一貫したテーマはないのですが、いろんな曲が集まっています。フランス組曲も5曲それぞれ雰囲気が異なるし、オール・デウーヴルはルンバとブギウギだし。いろんなキャラクターをぱんだは演奏できる、ということを聴いて欲しいです。あとはみんな吹奏楽が大好き!!なので、本気で楽しんで演奏している姿をぜひ見に来てください。

ありがとうございました。
ところで、石坂くんの、大学4年間で楽しかった思い出は何ですか?

昨年末に、団員のみんなが僕の実家まで焼肉を食べに来てくれたんです。大人数でバスに乗って、海にも行って、楽しかった思い出です!
※マエストロ 石坂 幸治の実家は葉山の焼肉屋げんこつや

ありがとうございました。
最後に、ご来場くださるお客さんへメッセージをお願いします。

いつもあたたかく見守ってくださり、ありがとうございます。指揮という立場から言わせてもらうと、ぱんだウインドオーケストラはすごいプレイヤーが揃っていて、本当に素晴らしい団体です。1人1人の活躍をしっかり見て、聴いて、感じてほしいです。

石坂くん、ありがとうございました!

文:藤本 茉奈美