PANDA's DIARY

俳人ホリガー

 

こんばんは、茶番セクションリーダーの藤本です。

今日は、東京交響楽団でプロとして活躍している後輩に招待券を貰い、

『サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ〜テーマ作曲家〈ハインツ・ホリガー〉』を聴きに行きました。

オーボエのソロ祭りで、どれも素晴らしくこなす後輩を見て、エネルギーをいただきました(o^^o)

☆プログラム

クロード・ドビュッシー

《牧神の午後への前奏曲》

グザビエ・ダイエ

《2つの真夜中のあいだの時間》(日本初演)

ハインツ・ホリガー

《レチカント》(日本初演)

《デンマーリヒト-薄明-》(サントリーホール委嘱作品、世界初演)

シャーンドル・ヴェレシュ

《ベラ・バルトークの思い出に捧げる哀歌》

演奏:東京交響楽団

指揮:ハインツ・ホリガー

オーボエの人よりも作曲科の友達や教授を多く見かけた演奏会でした。笑

ホリガーは世界的なオーボエ奏者、指揮者、作曲家として有名ですが、なんと俳句も詠めるそうです…!

今月一番の衝撃でした。ホリガーに出来ないことはないのか。

世界初演の《デンマーリヒト-薄明-》は、ホリガー自身がドイツ語で詠んだ5つの俳句に基づいて作曲された、ソプラノとオーケストラのための作品です。

1991年の大晦日、作曲の師ヴェレシュの亡くなる2ヶ月程前に、ツアーで来日していたホリガーは皇居そばの公園で俳句を詠みました。全曲に渡ってヴェレシュの死の影が漂う、根暗の私にはツボな作品でした……

ドイツ語の俳句って何なのか、気になりますよね?

例えばホリガーのひとつめの俳句は

1 Rabenauge, starr

  wirft das Dämmerlicht zurück

  lidlos, tränenlos

(カラスの目、まっすぐに

 薄明をはね返す

 縁なく、涙なく)

とあり、ん????

どこが5.7.5なの???とパニックになりましたが、

声に出して読んでみると、音節の数がきちんと5.7.5になっているようです。

これに則るとバウムクーヘンは日本語で7文字ですが、ドイツ語だと

Baumkuchenで3文字になりますね。

私もドイツ語で一首読んでみました。(製作時間:1時間)

Bittermelon ist

willkommen in Pandachen

kochen und essen

(ゴーヤは

めんそーれこぱんだ

料理して食べます)

 

説明文かよ……

ホリガーとのセンスの差。

長々と閲覧くださりありがとうございました(*^o^*)

余談ですが、サントリーホールに行く際、国会議事堂前の千代田線ホームを利用される方は、

電車とホームの間が広く開いていますので、足もとにご注意ください…(トラウマあり)

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